阪急電車に乗りたくなる~
【阪急電車】 有川 浩 著
阪急今津線、たった8駅しかないローカル線を舞台に繰り広げられる短編連作小説集。
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった・・・。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
もともと私は連作小説という形がものすごく好きで、この作品も連作小説と知って、読むのがワクワク♪
そしてひとたびページを開いたら、ぐんぐん引き込まれ、結局図書館で借りたその日のうちに読んでしまった。
はいキター!めっさ好み。こんなん大好き。
有川さんの作品は、『フリーター家を買う』に続いて2作目だったけど、この人いいねぇ。もっと読みたい。
ちなみにこの作品は映画化が決まってて、今年の4月に公開とのこと。
映画館までは行かないけど、機会があれば観てみたいような、観ない方がいいような・・・。
原作が気に入った作品の映像化ってかなり複雑なのよね。