モカ*ライフ〜ジャックラッセルテリア〜

ジャックラッセルテリアのモカと過ごした日々

名誉の負傷

昼下がりの午後、明るい日差しが差込むリビングで、
少しうとうとする飼い主のもとに、モカ(犬)が駆け寄ってくる。


   モカ「お母しゃん、右耳のかさぶたとれたよ」


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   飼い主「ん?どれどれ見せてみ」


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   飼い主「ほんまや、きれいにとれて筋になってるなぁ」

   モカ「後ろからも見て」


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   飼い主「あれま、ハゲちゃってるね」


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   モカ「女の子なのに・・ぐすん」

   飼い主「まあ、大丈夫よ。いずれわからなくなるって」

   モカ「どれもこれも、みんなあいつのせいよ」

   飼い主「ああ、えっと、2週間くらい前やったっけ」

   モカ「そうよ、あのデカイ犬が、私がちょっと挨拶したら、魅力に興奮したのか
      騒ぎ出して、私、JRTよ。体格差が歴然としていても、勝負を受けないわけには
      いかないじゃない。その時アイツが耳を噛んだのよ。とっても痛かったんだから」

   飼い主「・・・・・・」

   モカ「ま、これはいわゆる“名誉の負傷”ってとこね」

   飼い主「・・・・・・まあ、とりあえず、ここに座ろうか」

   モカ「???」

   飼い主「だいぶ事実とゆがんだカタチで記憶されてるようだね。
       ひとつひとつ、整理していこっか。

       まず、その大きなワンちゃんに挨拶もなくいきなり
       ジャンピングアタックしていったのは、誰?」

   モカ「・・・・・・」

   飼い主「そんで、大きなワンちゃんはモカが遊ぼうって誘ったんだと思ったのよね。
       なのに、今まで聞いたことのないような声でギャンギャンわめきだしたのは誰?
       お父さんとお母さん、止めるより呆気にとられてたよ」

   モカ「・・・・・・」

   飼い主「最後に、モカは確かに耳を噛まれたかもしれないけど
       その大きなワンちゃんは鼻血ブーしてたよね。それはどうして?」

   モカ「・・・・・・」

   飼い主「ほれ、ほれほれほれ。何か言ってみなさい」

   モカ「・・・・・・」
























  





 

























モカ「その質問、聞こえませ~ん」



   飼い主「お前は小柳ルミ子かっ!!!」


ちゃんちゃん。


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以上、親切なアドバイスでした。