モカ*ライフ〜ジャックラッセルテリア〜

ジャックラッセルテリアのモカと過ごした日々

しつけ教室~第7回~

恐ろしいほど順調に歩んできた級取得ですが、ついに連勝ストップです。

モカ、初めてテストに落ちちゃいました~(T-T) きぃ~、悔しいよ~。

 【1級の訓練内容】

 (1)タッテマテ(犬のまわりを右回り、左回りする)
 (2)オートマティックシット(飼い主が停止したら、犬も脚側位置で自動的にスワレ)
 (3)スワレマテ・フセマテで他人に触られる
  (飼い主は犬にマテをさせる。他人が飼い主に挨拶をした後、犬の頭から背線にかけてさわる。
   この時、犬が動くと失格)
 (4)フセマテからの呼び戻し(10m離れて呼び込む。呼ばれてきた犬は正面でスワレ)
 (5)ジャンプ(障害の手前でスワレをかけ、犬のみジャンプ)
 (6)休止(3分間。2m以上離れる。声視符可。最後は犬の後ろから脚側位置に回って解除)
 (7)ハウス(ケージの手前でスワレをかけ、ハウスの号令でケージに入れる。おやつの誘導不可)

 ※1科目までの失敗は進級可。ただし必須科目は合格していなければいけない。
  今回の必須科目は(6)と(7)

さあ、何につまずいたのでしょう。

不安視していた(3)のスワレマテ・フセマテで他人に触られる、でしょうか?

ノンノンノン、今回の必須科目である(6)のフセマテ3分でした。がが~ん。

前回の全体練習時に私が指導主で失敗したフセマテ3分。

前々回の全体練習時のフセマテ5分を成功させた相方が、自信満々で臨んだのですが、トレーナーさんが言うには、あと15秒というところだったそうです。

モカってば突然首をカイカイしだし、満足した後は、体勢をオスワリに変更しちゃったんですよね。

フセマテはみんながきっちり一斉にスタートするわけじゃないから、ほんまに3分経ってなかったのかな~な~んて、諦めの悪い私は思ったのですが、後に控える初段のテストはフセマテ6分なので、3分きっちりにこだわってる場合ではありません。

散歩時での自主練は続けているのですが、なんせこの暑さ・・・モカの集中力が続きません。私もだけど(苦笑)

早速今日から家でフセマテの自主練開始です。モカの成長ぶりによって、30秒ずつ延ばして行き、次回のテストまでにフセマテ6分を成功させるのが目標です。とはいえ焦りは禁物。1日に何度もするのも、そして無理に時間を延ばして失敗させないことも大事です。

というわけで、テストは残念な結果だったのですが(さすがの私も、相方の失敗を笑うほど悪人じゃありませんでした。胸がドキドキして指先は冷たくなるほど緊張してました)意外にクリアしたのが(3)のスワレマテ、フセマテで他人に触られるという科目。

最初の練習時、脚側位置でモカをオスワリさせ、他人役のトレーナーさんがやってきて、腕が自分に伸びた瞬間に立ってしまって失敗。または触られた瞬間に立ってしまって失敗。スワレマテよりフセマテの方がまだましでした。

モカとアイコンタクトが続いていたら成功する確率高し。
触ってくる手が気になるけど、こちらを見るのよ~、気にしちゃダメなのよ~と教えます。

何回か練習するとモカも慣れたのか、触られても動かないようになりました。でもやっぱりムラがあります。いつでもびしっとできるようにならねば。これまた後に控える初段のテストに、指導主が2メートル離れた位置でワンコをマテさせておき、他人に触られても動いてはいけないっていうのがあります。

結局は、ワンコをどれだけこちらに集中させるかってとこに命運はかかってる?
ま、いずれのテストにもそれは共通してますが。

今後は初段の訓練内容も視野に入れ、フセマテ休止と他人に触られても動かないっていうのを重点的に練習するのがクリアの秘訣ですね。

次回ビシッと合格できるよう頑張ります!ここで止まってる場合じゃないんだよ~。アジが~アジが~。

参考までに、初段の訓練内容を紹介します。これを合格しないと、アジリティ教室が受講できません。

 【初段の訓練内容】

 (1)タッテマテ(5mほど離れ、判定員の指示に従って犬のところに戻り、脚側位置で終了)
 (2)スワレマテ・フセマテで他人に触られる(飼い主は犬にマテをさせ2mほど離れる。
   他人が飼い主に挨拶をした後、犬の頭から背線にかけてさわる。この時、犬が動くと失格)
 (3)スワレマテから呼び戻し後、アトエ・スワレ(10m離れて呼び込む。呼ばれてきた犬は正面で
   スワレの後アトエ・スワレ)
 (4)各種『刺激』の中を脚側行進(決められたコースをリードをつけ脚側行進)
    Ⅰ.臭覚刺激:封の開いたおやつを途中に置いておく
    Ⅱ.視覚刺激:ワンコのおもちゃを途中に置いておく
    Ⅲ.聴覚刺激:大声で誰かが挨拶する
     ※注意※
     ・刺激は犬の1m以内には近づけない。
     ・関心や驚きを示すことはただちに失格につながるわけではない。回復のはやさも大切。
     ・犬が恐怖、攻撃行動、追いかけ行動などの反応を強くみせた場合は失格
 (5)休止(6分間。5m以上離れる。声視符可。最後は犬の後ろから脚側位置に回って解除)

 ※1科目までの失敗は進級可。ただし必須科目は合格していなければいけない。
  今回の必須科目は(2)と(4)