モカ*ライフ〜ジャックラッセルテリア〜

ジャックラッセルテリアのモカと過ごした日々

スパイダーマン宣伝隊!パート1編

最近は、年に1回観に行けばいいくらい映画館に足を運ぶ回数は減りましたが、映画が好きです。

学生時代は、青地に黄色の変なヤツがプリントされた会員証のショップでバイトしてましたし、あの頃は、映画館もよく行ったし、ビデオも借りまくって観まくりました。ま、単に時間があったからだけど。最近はビデオ借りにさえも行ってません。観たい作品はたっくさんあるんだけどな~。ありすぎて忘れたわ。


さてさて、なぜに映画の話をするのかというと、もうすぐ『スパイダーマン』シリーズ最終作のパート3の公開がせまってきてるからです。5月1日の火曜日。初日は観に行けね~。


スパイダーマン』シリーズは、1も2も映画館で見ました。
最初は興味なかったんですけど、1を観てはまりましたね。「なんじゃこれ~っ」って。


まったく観たことのない方へ朗報です。今週金曜日に地上波初の『スパイダーマン2』が放映されます。
そんで5月6日に『スパイダーマン』が放映されます。
局は違うんだけど、ちょっと相談して順番どおりに放映されるよう取り計らってほしかった。


スパイダーマン』を観たことがない人も、これを読んだら観たくなること間違いなし、ぼの川ぼの治による、いたって真面目で丁寧な作品紹介です。はい、ウソです。わたくしウソをつきました。


観たことのある方は、復習する感じでお読みいただければ幸いです。


それでははりきっていきましょ~。どうぞ~。






アメリカンコミックス、通称アメコミはこれまでも多数映画化されている。言わずと知れた『スーパーマン』『バットマン』、観たことがない私でも、どういうものかは知っている。そして『X-メン』―これはなんか知らんけど映画館に足を運んだ。今回の『スパイダーマン』もそんなアメコミ界の人気ヒーロー。でも映画化されるまでは長く険しい道のりだった。映画化権利のあいつぐ転売に始まり、極めつけはニューヨークテロ事件による大幅な再編集を余儀なくされ、一時は映画化中止になるかという危険もあっただろう。そんなことを乗り越え、完成した映画がこれだ。


スパイダーマン演じるはトビー・マグワイヤ。『サイダーハウス・ルール』を鑑賞したサム・ライミが「彼しかいない!」と惚れこんだ。スパイダーマンは確かにヒーローだけど、中身は普通の、平凡の、何のとりえもない、しかもちょっとイジメられっ子キャラの入った高校生。なるほど、ぴったりだ。


さて、観る前に抱いていた私の『スパイダーマン』に関する知識は、変身人間だということ。クモに刺されて遺伝子が変化して「へ~んしん」。もしくは『X-メン』のような特殊能力人間。あの網の目模様は皮膚が変化したものと思っていた。しかしフタを開けてみれば、主人公お手製の何の変哲もないモジモジくんもどきの服だと知った時は涙でたね。しかもスーツの下に常に着込んでるし、あとはスーツ脱いでマスクかぶるだけなんて切なすぎるぞ、おいっ!汗は絶対吸わない素材だぞ、おいっ!だから夏場は自殺行為だぞ、おいっ!絶対皮膚呼吸もできないぞ、おいっ!冬場はあれ1枚って凍え死ぬぞ、おいっ!


今回ラストシーンでボッロボロに破れたから、また同じ布買いに行って、パート2が始まる前に縫わないといけないぞ、おいっ!なんなら3枚ほど余分に作っておくんだぞ、おいっ!


敵がいないと盛り上がらないのがヒーロー映画。今回登場したのがグリーンゴブリン。グリーンゴブリンって・・・名前、ダサいよ。しかも記事を盛り上げるために新聞社の編集長が勝手に命名したのに、スパイダーマンもゴブリン自身も当たり前のようにこの名前を使用してるのが怖かった。君らいいんかいっそれで。あとゴブリン、君は黄色の目の部分だけぱかっと開けてしゃべる姿はまぬけだぞ。


そうそう、これも言いたかった。ヒロインとなる主人公の隣家に住む女の子。彼女がね、私の中ではイマイチだったのだよ。大人っぽいといえば言葉は良いが、老けてる。とても同級生に見えない。


― 大いなる力には大いなる責任が伴う ―
「自分には関係ない」 その言葉で取り返しのつかないことをしてしまった彼は、これから一生責任を全うすべく戦い続けるのだろう。愛さえ犠牲にし。決してスーパーヒーローではない庶民派ヒーロー。でもその姿は、普通でも、平凡でも、何のとりえがなくても、おっとこ前なのだ。


パート1については、こんなもんかなぁ~。パート2の感想文はまた後日。
さよなら、さよなら、さよなら。