モカ*ライフ〜ジャックラッセルテリア〜

ジャックラッセルテリアのモカと過ごした日々

しつけ教室~第9回~

さあ、やってまいりました初段挑戦の日。

振り返ってみると。5月25日、6級から始まったこの訓練試験。予想よりはるかに順調に級取得が進み、3ヶ月経った今、目標だった初段が目の前にあります。

こちらのしつけ教室の階級は、最高位が5段なのですが、我々は本来アジリティがしたくてこの教室の門をたたいたところ、ドッグスポーツの参加必須条件として、初段以上であるこということから、とりあえず初段取得を目標にしていました。

初段取得後もアジリティ教室と平行して段取得をしていけば良いこと間違いなしでしょうけど、いかんせんお金もね・・・かかるしね・・・。必要にせまられたら、その時考えようと思ってます、はい。



さて、前回受講してから3週間空いてしまいました。その間初段の試験に向けてしっかり自主練・・・なんてことをするはずもなく・・・汗、はっきり言って忘れてました。ハハハ。

いかんいかんと、前日に一夜漬けのようなものをしてみたのですが(この歳になって一夜漬けするとはなぁ~苦笑)ま、当たって砕けろ精神で臨むことにしました。

 【初段の訓練内容】

 (1)タッテマテ(5mほど離れ、判定員の指示に従って犬のところに戻り、脚側位置で終了)
 (2)スワレマテ・フセマテで他人に触られる(飼い主は犬にマテをさせ2mほど離れる。
   他人が飼い主に挨拶をした後、犬の頭から背線にかけてさわる。この時、犬が動くと失格)
 (3)スワレマテから呼び戻し後、アトエ・スワレ(10m離れて呼び込む。呼ばれてきた犬は正面で
   スワレの後アトエ・スワレ)
 (4)各種『刺激』の中を脚側行進(決められたコースをリードをつけ脚側行進)
    Ⅰ.臭覚刺激:封の開いたおやつを途中に置いておく
    Ⅱ.視覚刺激:ワンコのおもちゃを途中に置いておく
    Ⅲ.聴覚刺激:大声で誰かが挨拶する
     ※注意※
     ・刺激は犬の1m以内には近づけない。
     ・関心や驚きを示すことはただちに失格につながるわけではない。回復のはやさも大切。
     ・犬が恐怖、攻撃行動、追いかけ行動などの反応を強くみせた場合は失格
 (5)休止(6分間。5m以上離れる。声視符可。最後は犬の後ろから脚側位置に回って解除)

 ※1科目までの失敗は進級可。ただし必須科目は合格していなければいけない。
  今回の必須科目は(2)と(4)

今回指導してくれた女性の先生は、事前にしっかり練習させてくれ、苦手項目は特にアドバイスも多く、とってもいい人でした♪

(1)のタッテマテは、モカの場合、脚側位置に戻ると、自動的にオスワリするクセがついているようで、慣れるまでは脚側位置に戻ってすぐ、モカが立ったままでいる間にごほうびをあげるのがポイントだそうです。『タッテ』のコマンドの意味をしっかりわからせてないからなぁ~。

(2)のスワレマテ・フセマテは、飼い主が離れた後、しっかりこちらにアイコンタクトさせるのが大切です。注意がそれていると、触りにやってくる他人にシッポフリフリ、うれしくて仕方がない様子。こちらの言うことなんて、聞く耳持たず・・・。

(3)のスワレマテからの呼び戻しは、スワレマテをさせ、飼い主が離れ、ワンコを正面に呼ぶバージョンの練習と、呼ばずに再び脚側位置に戻るバージョンの練習がありました。これは飼い主が離れてもワンコがちゃんと待っていられるかを見極めるためだそうです。

(4)の各種刺激の中の脚側行進は、難易度大です。置かれるおもちゃがモカ大好きのたまごちゃんやったらどうしようかと思いました。その時点でジ・エンド確定。でもまったく違うおもちゃでした。ホッ。
おやつも先生がわざわざワンコにこのバッグの中におやつが入ってると臭いを嗅がせてから置くので、ひぇ~って思いました。聴覚刺激は大声ではなく手拍子でした。

おもちゃもおやつも興味を持つことは悪いことではなく、ただ飼い主の言うことをきくかどうかってとこですね。
リードがぴんと張ってしまったらアウトということでした。

(5)の休止6分は、前回の1級テストから倍の時間になります。フセマテをさせている時に、ワンコが勝手にフセを解いた場合の飼い主の対処の仕方ですが、ダメだのノーだの言って大慌てで戻り、ワンコにもう一度フセをさせます。こんなに慌てて戻ってきて、あたいってば大変なことをしたんだなぁって思わすとか。また、フセをさせてる時に時々何も言わず戻り、ワンコがフセの状態で食べられる位置にポトリとおやつを置いて再び離れるのも手だとか。ワンコにフセで待ってるといいことがあるって思わすのが大事です。

おやつポトリ作戦を早速やってみたのですが、フセを解いて立って食べやがるぅぅぅ~!フセのままで食べないと、意味ないじゃ~~~ん。

また、今は途中途中で『マテ』と口に出したり、片手を前に押し出す形をとって、モカに『マテ』というのをわからせていますが、今後は口も手もなくしていくのがいいそうです。



不安は残るものの、試験が始まりました。

(1)のタッテマテは前回失敗したので、最後まで要注意。リードを取るところは特に慎重に。

よし、オッケー。

必須科目である(2)と(4)はかなり緊張しましたが、始まる前によぉ~くモカの集中をとって、無事クリア。

(3)の呼び戻しは問題なし、残るは(5)の休止6分です。

この時点で休止6分を失敗しても、必須科目ではない1科目の失敗なので、初段合格が決定しましたが、どうせなら全部合格してビシッとかっこよく決めたいもんね!

それまでの科目は私が担当していたのですが、相方と交代。

見事100点満点とっとくれ~~~!!!と送り出す。

さあ、休止6分が始まりました。














あの~







おたくの犬、立ってますよ・・・





がび~ん、モカ、1分もちませんでした~~~~~(T-T)

かっこわる~~~。

でもまっ、合格は合格だもんね♪←切り替えはやっ!苦笑

これでやっとアジリティ教室に通えま~す。

早速来週予約しました。楽しみだなぁ。とりあえず3回受講して、合うか合わないかを見極めるそうです。

こんなに張り切って、初段まで合格して、いざアジリティを始めて、全然ダメダメやったら、大人やのに本気で泣くかも~~~。

というわけで、ひとまずしつけ訓練記はおしまいで、次回からアジリティ訓練記が始まる予定です。

頑張るぞ~!