星守る犬
先日相方が 『なんとなく気になったから』 と、本屋さんで1冊のマンガを買ってきました。
村上たかしさんの 『星守る犬』 です。
『星守る犬』 犬が星を物欲しげに見つめている姿から、手に入らないものを求める人のことを表す。
マンガ好きな私と相方ですが、著者の名前は初耳でした。
本の帯には、雑誌掲載時に異例の大反響を受けたと書かれており、なんだか期待大です。
今はもっぱら連載中のマンガを読むことが多く、こうした新しい著者との新しい作品との出合いって
ワクワクします。
では早速読むことにしましょう。
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号泣! |
いやぁ、マンガでこんなに泣くのは久しぶりでした。
ほろほろと静かに涙が流れるくらいならよくあるのですが、び~び~泣いてしまいました。
感動作と言ってしまえば簡単ですが、心に深く染み込む物語で、あとがきも著者の温かい人柄が表れていて
読み終えた後、ちょこんと寄り添っていたモカを見て、とても愛おしく思いました。
縁あって我が家にやってきたモカ、言葉は交わせないし、思いをくみ取ってあげられない時も多いだろうし、
忙しいやら疲れたことを言い訳にし、遊んであげられない日もあるけれど、
文句も言わず、非難の目を向けることもなく(たぶん)、ただじっとそこにいるモカ。
『散歩に行くよ』 と声をかけると、一目散に玄関に走っていくけれど、首輪をつけようとすると
これまた一目散に部屋に戻っていきます。いつまでたっても散歩=首輪にはつながらないようで・・・。
モカがいることで私はたくさん救われています。きっと相方も。
だからお風呂に入ってる間、もち大福を食べた一件は、不問にしょ、しょ・・・処せへんけどな(笑)
話は 『星守る犬』 に戻って、1話を無料で読めるサイトがあったので、紹介しますね。
おとうさんとハッピーとの旅のはじまりまでが描かれています。
でも、1話を読んだら、ぜひともこのふたりの旅の最後までお付き合いしてもらいたいです。
なので本屋さんに行ってください。
あっなんならお貸ししますよ。それほどみんなに読んでもらいたい作品です。