モカ*ライフ〜ジャックラッセルテリア〜

ジャックラッセルテリアのモカと過ごした日々

フリスビー、クレート特訓の意味

前記事で、関口先生から教えていただいたクレート特訓を実施したことについて書いたのですが、
その中で私は
 
考えてみると、ディスクをしないとクレートに入れるぞって、ひどいことしてるんでしょうね。
わんこはただ、好きな時に好きなことをしたいだけなのに。
 
って書きましたが・・・・・
 
 
 
 
 
それ、間違いです!
(唐沢○明風によろぴく。あっ古いかちら?)
 
 
 
 
 
私はこのクレート特訓の奥にある深い意味を考えずに、ただ表面だけを見てました。
それは間違いだと、ディスクをしなかったからクレートに入れることは体罰でもなんでもないのだと、関口先生の教えを受けている犬友さんがすぐさま教えてくれました。とても感謝しています。そしてもやもやしていた思いが晴れて、すごくスッキリしました。
 
犬友さんに記事にする許可をとったので、犬友さんの言葉をみなさんにお伝えしますね。
私のナイスな文章で記事にどうぞって言ってくれたのですが、やはりこのままの方が、すごくストレートに伝わるので。
 
「フリスビーをしないとクレートに入れる」と言う事はひどいことではありませんよ!!
「好ましい行動をしないときにクレートに入れる」と言う事は決して体罰ではないんです。

ご存知かも知れませんが、トレーニング方法って強制訓練と陽性強化とありまして、
強制訓練というのは、体罰(ぶったり蹴ったりする暴力の他、大きな音を立てたり、チョークを強く引く)を使ってワンコを訓練する方法で、わんちゃんの心を傷つけたり、トラウマを作ったりしてしまう恐れもあります。

陽性強化というのは、人間にとって好ましい行動をすると、沢山褒められたり、美味しいご褒美がもらえる。
この行動を繰り返す事で、わんちゃんに自分で考えてもらって人間にとって好ましい行動を繰り返してもらうトレーニング方法なんです。

「わんちゃんが自分で考えて答えを出す」と言う事が一番大切なんです。

そこで、好ましくない行動をしたときに「クレートに入れる」事をするんです。
それは体罰ではなく、わんちゃんに自分で考える時間を上げる事なんですよ!!

わんちゃんはクレートの中で、静かに落ち着いてゆっくり考えます。

それは、暴力をふるわれる恐怖も無く大きな音でビックリすることでもなく、チョークで首を引かれるわけでもないから、わんちゃんはちっとも怖くありません。

何で自分はクレートに入らなければならないの??
ママと遊べないのは何故??

とクレートの中でモカちゃんはゆっくり考えたわけなんですよ!!

陽性強化のトレーニング方法は、ドッグダンスでもK9ゲームでも、日常のしつけでわんちゃんの悪い癖を直すときなどにも用いられています。

わんちゃんに好ましい行動をしてもらうと思うことは人間のエゴかもしれません。
でも、陽性強化のトレーニング方法のもとで、わんちゃんとともに楽しい生活をすることは、わんちゃんにとっても幸せだと、私は思っていますよ~
 
そうなんですそうなんです。
第1回若葉の会で、関口先生が 『 犬に考えさせる、それが大事なことなのです。』 とおっしゃってたではないですか。
 
強制訓練も陽性強化も初めて耳にする言葉でした。陽性強化、すばらしいトレーニングですよね。
 
今はニオイ嗅ぎの時間ではなくディスクの時間、それをモカにわかってもらうために、クレートの中で入って考えてもらう。ただそれだけ。でも実はとっても大事なこと。
 
そりゃそんなことなどせず、最初からディスクへの食いつき、興味がバツグンなら言うことなしですが、
みんながみんな、そう簡単にはいきません。だからできない子はいろんな努力をする時間が必要です。
 
強制訓練を悪者のように書きましたが、もちろん物事には裏と表があるので、そのいいところも悪いところもよくわかっている先生が訓練すれば、意味のあるものになります。
 
ボール、アジリティとドッグスポーツ競技を経験し、その楽しさにハマり(オプデスに関しては?だけど・・・苦笑)
勝負にこだわることなく(こだわることが悪いとは言わないけれど、ドッグスポーツの大前提はワンコと競技を楽しむことだと思っているので。もちろんそう思うまで時間はかかりましたが)、だから私は、とっても晴れ晴れとした気持ちで、モカとせっせとフリスビーの練習をしたいと思います。
 
競技に参加し、緊張と興奮を味わい、終わった瞬間に 『 ああ、楽しかったぁ~ 』 って毎回言うために