徳島【四国三郎の郷】 その3
7月17~19日の3連休は、徳島の四国三郎の郷へキャンプに行ってきました
2日目は日本三大秘境のひとつである祖谷に行ってきました。
祖谷は、“いや” と読みます。でもわがパソコンは、“いや”では変換せず “そや”でこの漢字がでる・・・
ちなみに、三大秘境の残り2つはどこか調べてみました。
岐阜県:白川郷←うほっ行ったじゃん!と、宮崎県:椎葉村でした。
祖谷にはかずら橋といって、サルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使って架けられた原始的なつり橋があり、渡るときにかなりのスリルを味わえるらしいので、行ってみたかったのです。
このかずら橋には伝説がいろいろあって、弘法大師が困ってる村民のために架けたとか、平家の落人がこの地に住み、追手が迫ってきたときに橋を切り落とせるように架けたとか、いずれも定かではないらしい。
ま、そんなことはさておき、午前9時過ぎに祖谷渓を目指してキャンプ場を出発しました。
たどり着くまでの山道は、かなりのグネグネ道。そして細い!そして道が荒い!
対向車とすれ違うときはヒヤヒヤもん。
前の車が遅かったり、どんくさかったりすると、相方イライラ、私はドキドキ
そんな山道を走ること1時間、なんだか人だかりができてるところがあったので、何があるのかと車を降りてみたら
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かの有名な小便小僧
彼が、どんなところで用を足しているのかというと
あ~、この高さ、伝わるかなぁ?谷底まで約200メートル。のぞきこむと吸いこまれそう。
かつて地元のこどもたちが度胸試しをしたという逸話にちなんでこの像が作られたらしい。
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やっぱりオチリに食い込みすぎじゃね?
いやぁ~、景色は爽快、壮大、圧巻 標高があるので、そんなに暑くない 気持ちいい~
そんな祖谷渓を堪能した後、再び車を走らせていると、公園があったのでちょっくら寄り道。
ロマン橋を渡り、下へ下へと行くと、またもや川が。四国はほんと清流多しだねぇ~。いいとこだわ。
結構流れが速い川で、足を滑らせて落ちたら大変だと思って、あ、モカじゃなくて私がね、わ・た・し
(最近特に体がヨボってるし、捻挫した左足首は完治してないし・・・笑)
あまり近づかなかった
あー、なんだかスッキリした。さて、次の目的地の大歩危(おおぼけ)へ移動
道の駅大歩危にて
知らなかった・・・こなき爺に出身地があったなんて ま、だからどうした.・・・。
妖怪屋敷にちょっとだけ興味があったけど、ひとり500円も払って入るほどの興味はなかった。
さて、ここ大歩危に来た理由は、特になく・・・、地名がおもしろいのでなんとなく来てみただけ。
ついでに小歩危(こぼけ)にも行ってみたかったが、相方にソッコー却下された。
ま、私も小歩危で何をするのか聞かれても答えられなかったし・・・。
せめてもの足湯は・・・しょぼかった・・・。水槽に足をつっこんだような足湯で、お湯が循環してないし。
では、本日のメインイベント地へ移動しましょう
ほほ~、あれがかずら橋かぁ。みんな端につかまりながら、おそるおそる歩いてます。
人気爆発 通行料として、ひとり500円を払います。
お金払って、わざわざ怖い思いをするなんておもしろいねぇ。 あ、遊園地と一緒かぁ。それならわかる
モカを自力で歩かせるわけにはいかないので、スリング登場です。
いざ、かずら橋へ
結構あいだがあいてるでしょ スリル満点ですな
前の人がゆっくりだったので、自分のペースで歩けないから、全然怖くなかった~てか、もともとこういうの平気なタイプだから、最後らへんは両手離して橋の真ん中をひょいひょいと歩いてみたし←これは結構刺激的やったぁ
渡りきったところで、記念撮影。
橋は一方通行なので、戻るために再度渡ることはできましぇーん。
あとは、琵琶の滝を見たり
橋の下の川を見に行ったりしました。
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断固拒否
あっそうそう、かずら橋まで歩く道すがら、名物のこれを食べました。
でこまわしといって、徳島の郷土料理です。
でこは人形という方言で、この料理が人形に見えることから名がついたそうです。
じゃがいも・豆腐・こんにゃくを串に刺して味噌だれを塗って炭火で焼いたもの。
でも、ここのお店はじゃがいもじゃなくて、そば団子でした。
ひとくちもらったけど、味噌が甘くって甘くって・・・
相方は気にいったようでした。それに結構腹もちがよかったみたい。
そういや朝キャンプ場で食べたっきり、何も食べてないんだった。お腹空いてきたー。
さて、かずら橋はここだけではありません。徳島には東祖谷に奥二重かずら橋があります。
せっかくなので、そっちも行ってみることに。
雨が降ったり止んだりする中、車で走ること1時間、目的地に着きました。
入口でひとり500円を払って、いざ奥二重かずら橋へ。
しばらく歩くとありましたありました。さきほどと違ってガラガラ
自分のペースで歩きたい放題 なんだよ~、こっちだけ来ればよかった
奥二重というだけあって、かずら橋が2つもあるし、それにさっき行ったところにはないアイテムがこちらにはあります。
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人力ロープウェイ、野猿(やえん):無料
両岸から川の上に張ったロープで吊り下げられたやかたに乗って、自力でロープをたぐり寄せて進みます。
猿が木のつるを伝って行く様子に似ている事からこの名がつけられたそうです。
※音量注意(BGMが流れます)
もちろん私も乗りました。先に私ひとりが乗って、ちんたら進んでいたら、イラッとした相方が後ろからロープ引きを手伝ってくれたので、そぉっと引くのをやめました。ああ、楽ちん(笑)
なんだかんだで名物の祖谷そばを食べ損ねてしまいましたが、こうしてキャンプ2日目は、祖谷観光をどっぷり楽しみました
かずら橋は、奥二重かずら橋をオススメします。橋の幅は、最初に行ったところより狭いから橋全体の迫力には欠けるけど、人が少ないし、これぞ秘境って感じがしてグゥ~